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陸羽西線(奥の細道・最上川ライン)長期運休

 投稿者:オイラー  投稿日:2022年 5月12日(木)16時45分8秒
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   JR東日本の陸羽西線が、道路工事の影響で今年の5月14日から長期(約2年間?)にわたり運休になるというニュースを聞いた。この路線は愛称「奥の細道・最上川ライン」とも呼ばれ、山形県の新庄~余目間を最上川に沿って運行する絶景路線である。その一方、赤字ローカル線でもあることから、工事の状況次第では今後乗車する機会が得られるのかと心配が頭を横切った。
 連休が終わるのを待ち、運休前に是非いま一度乗車しようと思い立った。山形新幹線で内陸部を新庄まで乗車し余目を目指すのが最短コースだが、今回は遠回りではあるが日本海ルートを選ぶことにした。それは新潟県の海沿いに見られる「笹川流れ」も楽しもうという欲張った理由からだった。
 上越新幹線で新潟まで行き、「特急いなほ」に乗り換えて酒田を目指し北上する。村上を過ぎるといよいよ日本海に臨む。海上には羊の群れを想わせる幾つもの岩々や、突然タワー状にそびえ立つ巨岩、波の侵食を受けたトンネル状の岩山などが次々に現れ、沖合には粟島の姿も眺める事もできる。まったく飽きの来ない2時間余りの乗車だった。
 翌朝、酒田から直通の余目経由新庄行きの気動車キハ110系に乗車した。轟音を上げて動き出すとまもなく、車窓から山頂に雪を戴いた鳥海山の姿が堪能できる。余目から陸羽西線に入ると、いきなり馬力を上げ時速90Kmの猛スピードで走行するのに驚かされた。それでも、蛇行する最上川沿いに差し掛かるとスピードを落とし、渓谷の美しさを存分に楽しませてくれた。沿岸の道路には川下りの乗船場や茶屋なども見てとれる。新庄に近づいて川から離れると、遠くに月山の姿も垣間見えた。
 晴天に恵まれ、車窓を満喫した2日間の鉄道旅であった。2年後JR東日本が、陸羽西線を再び景観の楽しめる形で復活させることを切に願うばかりである。
 
 
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