teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:6/246 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

今、なぜ?「昭和の日」

 投稿者:オイラー  投稿日:2022年 4月30日(土)15時13分16秒
  通報 返信・引用
   4.29に教科書・市民フォーラムが主催した講演会「ふたたび教室から戦争をはじめてはならない」に出席した。講師は1925年治安維持法公布の年に生まれ、今年96歳になる北村小夜さんだ。小学校入学前には、爆弾三勇士を讃える行列に参加し、在校中は皇民教育を受け、出征兵士を見送り、慰問文を書き、英霊を迎え、在日差別の日々の軍国少女だったという。
 講演の初めに、自分は戦争被害者であると同時に、加害者としての自覚も持っていると話された。高等女学校を卒業した後、海軍予備学生になったボーイフレンドの「この世で会えなかったら靖国で会いましょう」に応えて、自分も靖国へ行く道はと考え救護看護婦養成所に入所したあと満洲国陸軍病院で働いたそうだ。
 敗戦後、本土に引き上げると、日の丸の旗を墨で染めて風呂敷代わりに使いさらに尻の下に敷いている中年男性を見て、物の価値観がすっかり変わっていることに驚いたという。自身はあらためて学び直し小中学校の教員になり、特に障害児の教育改善を目指し全国連絡会結成に参加。退職後は長春師範学院日本語教師も務められた。
 いま振り返ると、天皇制・教育・軍隊(自衛隊)など日本は変わらず、戦前と同じことが繰り返されている。さらに戦争をするには国民の逆らわない心と丈夫な身体が必要であるが、既に体制は整っている。2003年に健康増進法が施行されたことと、小学校音楽の共通教材が戦前と全く同じであることを指摘された。具体的には、日の丸、うみ(?行ってみたいなよその国)、まきばの朝(軍馬が大切!)、われは海の子(日清・日露戦争)、螢の光(出征兵士を送る妻)等々。戦後をやり直したい思いもあるという。
 ご高齢の上、足が不自由な中、しっかりとした口調で講演と質疑応答にのぞまれた姿に胸を打たれた1日だった。
 
 
》記事一覧表示

新着順:6/246 《前のページ | 次のページ》
/246