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憲法改正問題シンポジウム

 投稿者:オイラー  投稿日:2018年 7月13日(金)12時10分30秒
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  「自衛隊を憲法に明記!?国や社会はどう変わるのか」
 2018.7.12開港記念館で神奈川県弁護士会主催の表記の憲法改正問題シンポジウムが開かれました。
内容は憲法学者の青井未帆さんと新聞記者の望月衣塑子さんの講演と対談です。
 始めに登壇された青井さんは、大規模災害に対応するため憲法に緊急事態条項を加えることが必要と主張する安倍首相が、関西地区の大災害が予想される前日大宴会に興じていたことを指摘し、首相の改憲に対する欺瞞を批判された。さらに9条加憲について話され、自衛隊が明記されることにより統帥が国務を飲み込む可能性があり、その権限は人権を上回る危険性もあると話された。憲法に明記されている会計検査院を比較に出され、「会計検査院は、内閣に対し独立の地位を有する」の重みを強調された。いま防衛省は行政機関の一つに過ぎないが、明記により自衛隊は憲法上の完結性の高い自律的武装集団に位置付けられてしまう。そうなると政治的コントロールが難しくなる可能性も出てくると危惧された。
 次に登壇された望月さんは、記者としての私のテーマは権力側が隠そうとすることを明るみに出すことだと話され。話題となった菅官房長官とのやりとりを長官の声色まで交え表現豊かに解説。詩織さん事件や米韓合同軍事演習などの質問と、その後の様々な保守メディアやネットの反応を紹介された。続いて、2014.11萩生田文書「公正中立、公正な報道姿勢を」からTV各局の報道が萎縮した(電波免許法の脅し?)ことが、相次いだキャスター(国谷、古舘)、識者(姜尚中、金子勝)降板などをもたらしたと。またメディアが権力に利用される危険性も指摘された。読売5.3一面「9条改憲」(首相推薦)、前川前次官の出会い系バー報道、釜山総領事の記者メモによる更迭、繰り返されるメディアトップと安倍首相との会食など枚挙に限りがない。
 2人の講演の後、主催者側の弁護士福田護さんがコーディネーターとして加わり、パネルディスカッションが行われた。限られた時間内で取り上げられたテーマは①武器輸出と9条②改憲についてである。望月さんは取材を通して感じたのは、「武器輸出三原則」が国是として守られたのは9条が生きていたからだと、それが政権与党によって武器が防衛装備に変わり国際武器見本市出品へと変遷してしまったと。青井さんからは、軍需産業増収の狙いが見受けられるが、武器輸出のノウハウを持たない日本はアメリカの部品製造下請けにしかなれないとの指摘。さらに改憲では一般の人に肌感覚で感じにくいのが問題点。望月さんは自衛隊リクルートの問題で経済的徴兵制へ向かい、若者にとっても人ごとではないと話された。青井さんは大学生の就職状況好調の反面中途退職の割合も高い、企業は間口を広げて選別する傾向も感じられる、労働問題は各世代で情報を共有することが大事と発言された。
 最後に、望月さんは改憲は平和主義の全面否定になる。青井さんは後戻りできない状況をもたらし、自衛隊はアメリカ軍の要請に断る理由がなく、従属するしかないとまとめられた。主催者から聴衆者は400名を超えたと発表があった。

 
 
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