日本人の話は、表の話と裏話で成り立っている。どちらの話も現実構文の内容であるから、日本人の頭には入りやすい。全ては、実社会を実況放送・現場報告した実話である。実社会に出てから学ぶ実学は多いが、大学在学中に学ぶべき「あるべき姿」の内容が見当たらない。実学だけでも、金の実入りはそこそこある。
「あるべき姿」を掲げて、これに対する現状はどのようであるかを述べる報告書が流行らないのは、「あるべき姿」がいわゆる奇麗事だからである。空論か。現肯定主義の世の中では、「あるべき姿」の内容は「現実とは、そんなものではない」との一言で、思考の外に追いやられている。「あるべき姿」の内容は、現実離れがしていて、日本人の頭には馴染まない。日本人の話は未来に向けた建設でないから、聞く人に努力目標を与えない。だから、日本人の話は冴えたものにはならない。また、日本人は尊敬されることもない。
383文字
You can read more at http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/