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森下泰輔個展『デ・アブジェクション―バルコニーの内側で』
2003年11月19日(水)―12月27日(土)13:00−19:00
(初日15:00から 日祝休廊 最終日17:00)
於:ギャラリー・パラ・グローブ Gallery Para GLOBE(東高円寺)
東京都杉並区和田3-54-5 B1 03-3315-6950
地下鉄・丸の内線「東高円寺」駅より環状7号線方面へ歩き、環7角を左折。花屋の隣のビルの地下一階。
西洋美術は作品を通し象徴の確立につとめてきました。女性像は「官能美」を生み出し、芸術の主要テーマとなりました。しかしながら、こうした女性美は抑圧構造のうえに成立しています。西洋絵画の巨匠たちが描き出した女性像もまた、男性の特権的な視線に満ちています。これらのことをジュリア・クリステヴァの「アブジェクシオン(英アブジェクション)」と重ね合わせて考えますと、唾棄すべき「女性原理=母性原理」はバルコニーの内側で飼い馴らされ、外側では抑圧されていたことが見えてきます。こうした考え方の全体は、ジェンダーの問題はもちろんポストコロニアリズム、文化多元主義といった潮流と重複しています。今回のインスタレーションでは、西欧が唾棄しようとした女性原理はまた私たちアジアそのものであったということを浮き彫りにしたいと思います。
http://www3.alpha-net.ne.jp/users/taimori/art_092.htm
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